私的なブログ

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2018.07.13 Friday

木に登って考えた

3本ある雑木に登って剪定をした。
新芽の季節には木々の生命力の強さに感動したりするけど、凄い勢いであっという間にボサボサの髪の毛のようになってしまう。
以前造園屋さんからもらったアドバイス、
「素人はカッコを気にせずに、まずは光と風が入るように」
夏前の散髪。

 

梯子をかけてかなり高いところまで登る作業もあとどれくらい出来るのだろうか?
庭木の剪定で梯子から落ちて怪我をする人はかなり多いらしい。
それにしても直射日光の強い事。汗が額からしたたり落ちてくる。
込み入った若葉を鋤きながら西日本の事を考えたりする。
猛暑の中、打ちひしがれながらも必死に立ち直ろうとしている人たちがいる。
自分も頑張らねば。
励まさなければいけない立場なのに、逆に励まされている。

執行された松本元死刑囚についても考える。
あの出来事は結局なんだったのだろう?答えが出ないまま刑は執行されてしまった。
自分たちの日常生活のすぐ傍にあった、あの計りようのない巨大な闇についてこのまま忘れてしまうのだろうか?
どうしても自分は気になってしまう。
魂の救済は音楽にとっても無縁の話ではないからだ。
人は救いを希求するものだろうし、場合によってはジャンクなものに尊いものを見出してしまうのかもしれない。
ひょっとすると音楽も似ているのかもしれないと思う。
また「アンダーグランド」と「約束された場所で」を読み直す時期が来たと思う。

山のようになってしまった剪定枝を処理場に持って行った。
バラして袋詰めにすればごみ収集車が持って行ってくれるのだけれど、炎天下で解体作業はちょっと辛い。
軽自動車の後部座席を倒しブルーシシートを敷いてほぼ満載。
持ち込みとはいえ処理費用300円はやはり安く感じてしまう。

処理場近くの霊園には一昨年亡くなった高校時代の友人が眠っている。
まるで庭師のような姿で帰りに寄ってみた。
墓石というのはとても熱くなるもの。花も線香も無かったけど水で冷やしてあげるのでも充分だよな。
彼がもう治る見込みがなく入院しているところに見舞いに行った時の事を良く思い出す。
暫く連絡を取っていなかったけど、元気にしているものだと思っていた。
友人から連絡があって愕然として、直ぐに会いに行った。
彼は自分の状態についてちゃんと分かっていた。
今思うと自分は動揺していない姿を見せる事だけに必死だったような気がする。
動揺しても良いから、何故彼を抱きしめて別れの言葉と感謝を伝えてあげる事が出来なかったのだろうか?

木々や草花は内に蓄えた生命力で何度も何度も冬を越し再生してゆく。
そういった事に救われる年齢になってきたのだろう。
明日からは安曇野の山荘でまた庭仕事。


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