私的なブログ

<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< 大久保治信とお友達バンド@西荻Terra | TOP | 本日ライヴです! >>

2011.05.31 Tuesday

欧州サッカーリーグ閉幕

28日にロンドン・ウェンブリー・スタジアムで行われた、CL決勝で今季の欧州サッカーリーグは閉幕しました。
やはりスペイン・バルセロナの恐ろしいまでの強さ、と記さなければならないでしょう。
僕は密かにマンチェスター・ユナイテッドに期待をしていました。とにかく「負けない」という事で、今季のプレミアの優勝を勝ち取ったマンUの守備力が、バルサの攻撃力を食い止めるように思えたからです。というより、そういう場面を見てみたいという事だったのかもしれません。

結果は3-1でバルサの勝利。スコア以上の差があったようにも思えました。マンUの守備力を持ってしても止められないという事は、どのチームも止められないという事でしょう。

バルサのサッカーは「究極の美」と形容されます。高いボール保持率、狭いエリアでの正確なパス交換、一回のトラップで同時に相手ディフェンスを置き去りにしてしまう高い個人スキル、そして決定力のあるFW陣。バルサファンにとっては、これらはたまらないエクスタシーだと思います。
でもこれらを裏返せば、とてつもなく残酷なサッカーにも思えます。バルサが高いボール保持率を保っているという事は、相手チームはあまりボールに触ってないという事です。あまりにも単純明快です。サッカーはボールを持ったチームが攻撃権があるわけですから。

先日のCL決勝でも3点目を奪われた時だったと思いますが、マンUのキャプテン、CBのビディッチが「どうにもならん」というような表情で両手を上げているシーンがありました。
バルサの得点シーンは、ゴールエリアの周りでの早いパス交換によって、徐々にディフェンスが無力化されていって、ラストパスが通ってシュートが打たれる時には、近くにディフェンスの選手がいても「棒立ち」状態になっていて、成す術も無くゴールを奪われるのを見ている、そんな光景が多いのです。
それは、群れで狩をする動物が、獲物の群れを撹乱して分断し、一番弱い一匹に狙いを定めるのに似ています。

ビディッチが途方に暮れるのも分かる気がします。ボールは自分の直ぐ横をすり抜けていっているのに、一歩が出ない状態になっているのですから。

僕はアンチ・バルサなのですが、本当はバルサのサッカーを美しいと思っているのかもしれません。でもどうしても好きになれない、と言うかカタルシスを感じられないのは、今の窮屈な世の中のあり方を変に投影してしまからなのかもしれません。究極の効率、一人一人の高いスキル、すべての局面における隙と無駄の無さ。組織力の理想形なのかもしれません。
でも僕がワクワクするのは、「ドーンとカウンターだぁ、ディフェンスと1対1だ。抜いた。シュート打った。キーパー横っ飛びだ!手に当たって前に転がった!ディフェンス間に合うか、間に合うか、間に合わなかったー!ゴール!グォール!」みたいな、今では良き時代のサッカーね、と言われてしまいそうな、騎士道よろしく、隙があると言えばある、オフェンスとディフェンスの1対1の決闘みたいなシーンなのです。

ですので悪口はこの辺にして・・・。でもバルサの強さはまだまだ続くように思えます。あれを破るチームってどんなんだか想像がつきません。

では、ご贔屓チームについて。

リーガ4位に終わったビジャレアル。ずーっと3位につけていましたが、終盤息切れして4位。ビジャレアルクラスの選手層のチームがリーグとELを並行して戦うのがいかに大変かという事に思えました。リーガ前半戦にあったような、早い攻撃力が終盤は見られなかったですね。重いという感じでした。そして来季へ向けての、ロッシの移籍の話。僕はロッシのポテンシャルは、メッシに匹敵すると思っています。そういう意味ではロッシ&メッシの2トップもちょっと見てみたいという気が・・・・実に複雑。

プレミア同じく4位に終わったアーセナル。相変わらずのアーセナルです。肝心な時に取りこぼす。そして怪我人。スピードという意味では最もカタルシスを感じるチームなんですが、どうも進歩がない。ウーン監督なのかなぁ。
むしろ5位のトットナムの方が期待が持てます。選手層も厚くなってきたし、サイドのベイル、期待持てますね。

リーガ&プレミアを見るようになって3年目。色々と楽しみが増えました。


コメント

コメントする









▲top