私的なブログ

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2014.07.16 Wednesday

祝!ドイツ

2014W杯ブラジル大会はドイツの優勝で幕を閉じました。
ドイツの優位を予想していましたが、ゲームはかなり際どいものでした。
ゲーム開始直後からドイツの攻撃の形は出来ていたので、どこかの時点でゴールは決るだろうと思って見ていましたが、決勝戦の緊張から来るものなのかドイツが決めきれないでいると、アルゼンチンのカウンターの切れ味が鋭くなってきました。

今回の大会で改めてスポーツに於いて心理面というのはとても大事なのだと感じました。
「点を取る」と思ってやっていても、中々取れないと「点を取られたくない」という気持ちが芽生えてくるのだと思います。
特に守備面には大きな影響を与えるように思えます。

まして相手にはメッシという切り札があるわけですから。
ゲーム中盤はややアルゼンチンが勝っているようにも思えました。
作戦は一つ

「とにかく守って後はメッシに何とかしてもらう」。

このようなシンプルさはああいう場面では強いのかもしれません。
メッシとノイヤーが1対1になった場面もありましたし、ドイツディフェンスラインの裏を取ってのチャンスは相当ありました。

ではありますが、お互い決めきれずに入った延長戦、最終的にはやはり総合力だったのかもしれません。
ベテランのクローゼに変わって入った22歳のゲッツェがゴールを決めたのは、幅広い年齢層をバランス良く持っていたチーム力の表れのように思えました。

優勝チームからMVPが出なかったというのは、ドイツチームの姿を物語っているように感じました。
前回も確かそうでしたね。資料を見たらあまり優勝国からはMVPは出ていないようです。

そしてMVPはメッシ。
複雑な気分ではないでしょうか?本人も。
数字的なものだけで言うならば、試合数が少ないながらも得点王になったコロンビアのロドリゲスが相応しいように思えます。
突出したプレイヤーをあまり必要としない、総合力サッカーがここ2大会優勝した事を考えると、MVPというもの自体も微妙な存在になってきている気がしました。

個人的にドイツを応援していたので、かなりハラハラしました。
アルゼンチンの頑張りは凄かったと思います。決勝戦に相応しい名勝負だったように思えました。

1ヶ月間沢山のドラマがありました。
日本も大きな課題を突き付けられました。
「自信なのか?それとも過信なのか?」。
乱暴に括ればこの様になると思います。
自分でも常に向き合っているテーマなので考えさせられました。

また4年後。今度はロシアです。
 

2014.07.11 Friday

ファイナルへ

準決勝二試合はかなり対照的なゲームになりました。

やはりブラジルはネイマールとチアゴシウバの欠場が大き過ぎました。
ただあえて言えばそれを意識し過ぎたという感じもしました。CBのダビド・ルイスがかなり積極的に攻め上がるシーンもあったのですが、廻りとの連携が上手くいかず逆にピンチを招くようなシーンが多々ありました。
ここいら辺が後述する2試合目にもかなり影響を与えた気がします。

それにしてもドイツの完成度は高い。
選手同士の連携が素晴らしく、2列目3列目の攻撃参加もあたかも阿吽の呼吸のようです。
ドイツの攻撃を見ていると、次から次へと選手が湧き出てくるようです。
ブラジルのディフェンスの問題もありますが、守備を完全に崩してフリーでシュートを打つ回数がとても多かったように思えます。

それにしても7-1は衝撃的でした。

そして2試合目。実に渋い試合でした。
アルゼンチンはオランダに攻撃をさせない、という事を優先課題にしていたように思えます。
自らも無理な攻撃を仕掛けずに、緩くボールを横に回して、相手が突っかかってきたら縦にメッシに向けてボールを出して、後はメッシになんとかしてもらうというというシナリオに見えました。
オランダもメッシを恐れて無理な攻撃を仕掛けませんでした。

お互い自分もやらないけど相手にもやらせない、ワンチャンスで1-0で勝つというゲームでした。

W杯においては良く見られる展開なのですが、今大会ではあまり見られなかった形でした。
結果はPKでアルゼンチンが勝ちましたが、オランダとしては極めて消化不良のゲームだったように思えます。もう少しリスク背負ってでも仕掛けて欲しかったというのが本心です。

決勝アルゼンチンvsドイツ。アルゼンチンも準決勝のようにはいかないと思います。
個人的にはドイツがメッシを完全に封じての優勝と予想しています。
ドイツのサッカーは選手同士のハーモニーがとても気持ち良いのですね。
やはりワンマンバンドはあまり好きじゃないという事なんでしょうね。

3位決定戦ブラジルvsオランダも楽しみです。
ガツンガツンの打ち合いになるような気がします。

早いものであっという間に残り2試合です。

2014.07.07 Monday

ベスト4

ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、オランダ。熾烈な準々決勝を勝ち抜いてベスト4が出揃いました。
準決勝の組み合わせは、ブラジルvsドイツ、アルゼンチンvsオランダ。

ブラジルはコロンビアの執念を辛くも振り切ったものの、ネイマールの怪我と、チアゴ・シウバを累積警告で準決勝出場停止という大きな代償を払いました。
強い時のブラジルというのは突出したストライカーがチームを牽引するというパターンがあるように思えます。
今回はその期待に応えてきたネイマールだけに、かなり大きな影響を与えるように思えます。

ドイツはチームとしての完成度が一番高いように思えます。準々決勝のフランス戦。その場の状況に合わせて、ある時はカウンターサッカー、ある時はポゼッションサッカーとフィールド上のプレイヤーが判断してゲームメイクしているように感じました。そのイメージの共有がプレイヤー全員に出来ているように思えました。
心配なのは気温差のある場所を移動しながらゲームをしてきたので体調維持に関して。
フランス戦でも後半は運動量がガクっと落ちた気がしました。

良い状態でのドイツの攻撃を、キャプテンでありデイフェンスラインの要CBのチアゴ・シウバを欠いて止める事はかなり難しいように思えます。
ブラジルvsドイツはややドイツが有利と思っています。

アルゼンチン。やはりここはメッシに尽きると感じました。
ベルギー戦。個人的にはベルギーに期待していました。コンパニー、フェライニ、アザール、クルトアと好きな選手が多いチームです。
ゲーム開始5分くらいはベルギーが積極的にプレッシャーを掛けて押していました。しかしその直後メッシがボールを持ってのカウンター攻撃を受けると、雰囲気が変わってしまったように思えました。
推測ではありますが、ベルギーの選手に「やはりコイツを自由にしてはいけない」という気持ちが芽生えて、やや守備的になったように見えました。
基本的に「ボールを持つと一人では止められない」というのは大きな強みです。メッシの場合は二人付いても危ない。
その分他のマークが甘くなるわけで、ディ・マリア、イグアインが生きるのもそれがあってこそです。
後半ベルギーの猛攻をかわしたディフェンス陣も見事ですが、やはりアルゼンチンはメッシが何をやるかにかかっているように思いました。

PK戦までもつれ込んだ試合を制したオランダ。まずはコスタリカを褒めるべきでしょう。あのディフェンスの素晴らしさは見ててイライラするくらいでした。
爽快感のあるオランダサッカーを最終ラインのコントロールと玉際の強さで封じ込めていました。
しかし恐るべきは、オランダのファン・ハール監督。Pk戦に入る直前、延長戦のロスタイムにGKを最後の交代枠を使って交代。
明らかにPK戦用のキーパーとして、ティム・クルルを用意してあったという事です。そしてそれを実行出来る決断力。
失敗して負けた際には間違いなく采配論として批判を受けるはずです。
結果そのクルルが5本中2本を止めてのオランダの勝利。
決った3本も跳んだ方向は全て合ってましたから、緻密な情報分析があった事は間違いないと思います。
これは心底驚きました。
PK戦の直前のGK交代は見たことがないよいうに思います。

アルゼンチンとオランダの準決勝。これはちょっと予想が難しいです。ただグループリーグでスペインの攻撃力を封じ込めたオランダ全員のディフェンス意識がメッシを封じ込めるか。
更なるファン・ハール魔術があるのか?かなり興味深いです。

個人的には南米での開催ですが、ドイツvsオランダの決勝を見てみたくなりました。
現在のドイツの核となっているのは、ファン・ハールがかつて率いたバイエルンの選手です。その完成度の一番高いドイツと、今度は自国を率いたファン・ハールがどう戦うか?凄く興味が沸いてきました。

ただブラジルとしては盛り上がらないだろうなぁ・・・。
三位決定戦、ブラジルvsアルゼンチンでは駄目ですかねぇ、やはり。

2014.06.29 Sunday

ボスニアの試合を見て思ったこと

ボスニアの最終戦を見て感じた事は、スポーツの持つ本当の意味と感動だったように思えました。
ボスニアはリーグ突破の可能性は2試合を終えた時点でなくなりましたが、彼らにとってはそれ以上の目標があったように思えました。

内戦による民族の対立を乗り越えて、他民族によるチームで掴んだ初出場。
彼らは自分たちがそのような問題を乗り越えて一丸となり、全力でゲームに向かう事によって、未だに残る自国の民族対立に対するメッセージを示したかったのではないでしょうか?
そして掴んだ初勝利。
彼らはサッカーを通じて、これからの自分たちのあるべき姿を「体現」したのだと感じましたし、自国の多くの人たちにとても大きな勇気を与えたのだと思います。
ここに至る道のりに、日本代表前監督オシム氏の功績があった事も記しておくべき事でしょう。
以前も書きましたが彼の功績はノーベル平和賞に価して余るものだと思っています。

そして相手のイランはグループリーグ通過の可能性がありましたが、ボスニアが勝利した事によってその夢は絶たれました。
でも試合終了後、イランの選手がボスニアの選手の健闘を讃えるシーンも見られて清清しい気持ちになりました。

やはりスポーツ勝利や結果だけではないのです。
そこの隙間から見えてくることが大事な時も沢山あるのです。

2014.06.25 Wednesday

コロンビア戦

日本の三試合を見て「躊躇」という言葉を思い浮かべたのは自分だけだったのだろうか?
確かに今日の試合多くのチャンスがあったようには見えたが、相手を怯えさせる迫力があったかと言えば、無かったように感じてしまった。

後ろの選手が前の選手を追い越して攻撃に参加するような形がどれくらいあったのだろうか。
攻撃において一番エネルギーを感じるのはそういったシーンで、それは素人目に見ていてもハッキリと分かるし、得点に結びつくケースが多いように思える。
どのゲームを見ても強いチームというのは、「ここだ」というスイッチが入った時には画面の端を猛烈な勢いで駆け上がっていく選手が見える。
そこには「躊躇」がない。「ボールを奪われてカウンターを喰らったらマズイ」という迷いがない。

ナンバーの最新号で本田選手が「初戦は監督から言われた事を全部ちゃんとやろうとし過ぎたのではないか?」という意味合いの事を語っていた。
攻撃も守備もちゃんとやる。勿論それが出来れば完璧なのだろうが、「それが出来ないのがW杯なのかもしれない」と言葉を続けていた。
「躊躇」や「迷い」を消すというのは、色々あるオプションを捨てて特化するという事なのかもしれない。
攻撃的という事はサッカースタイルやフォーメーション以前にそのような精神性のように思える。

オランダのファン・ハール監督は記者会見で、今回のオランダが5バックを採用した事を守備的と言われると
「逆に訊きたい。攻撃的とはどういう事なんだ」
と声を荒げたらしい。
今回のオランダはが守備的とは思えない。確かに5バックだがラインの位置は高いし、ボールを奪った後の攻撃のスイッチの入り方、選手の上がっていくスピードは凄いものがある。

ボールポゼッションやパス成功率が高ければ攻撃的というのは、「勘違い」だったのかもしれない。
バルサや今までのスペインが強かったのは、ポゼッションも高いがやはり前に向かう、という基本姿勢が強かったからなのではないかと改めて思う。
その基本姿勢が弱くなってしまった今回のスペインが惨敗したのは当然の事なのだろう。

日本は残念な結果に終わってしまったが、W杯が今回で終わるわけではない。
勝敗云々より次は「躊躇」を感じない試合を見てみたい。

2014.06.20 Friday

ギリシャ戦

厳しい結果になってしまいました。
何を言ったとしても本番で出来た事が実力なのだと受け止めるしかないのだと思います。
残念に思うのは、日本より下位のオーストラリアが負けはしましたが、オランダ相手に見せた気迫、激しさのようなものを感じられなかった事です。
きっと自分が今回の日本に求めていたものはああいった姿なのだろうと思いました。

まだグループリーグ敗退が決まったわけではないのですから、コロンビア戦意地を見せて欲しいと思っています。

それにしてもスペインの予選敗退。
長く王座を維持することの難しさなのだとは思いますが、あの攻撃型サッカーのスペインが2試合で1得点7失点というのはショッキングでした。
本当にレベルが拮抗していきているという証でもあるように思えます。

まだまだ波乱がありそうです。
 

2014.06.15 Sunday

コートジボワール戦

「もうちょっとイケなかったのだろうか?」
ゲームが終わった後そう感じてショックでもありました。

コートジボワールの選手が前を向いてボールを持ち、余裕をもってパスを出すシーンは前半から多く、日本がラインを上げコンパクトにして、早い段階で相手のボールを奪い攻撃するという積極性があまり感じられませんでした。
日本がリードして前半を終えたものの、何か嫌な感じでした。

やはり「負けられない試合」だからこそ、そうなってしまったのでしょうか。
攻撃的な守備に伴うリスクを恐れてしまったようにも思えます。
逆転されて1-2になった後も、攻め続け最低同点引き分けを狙うべきだと思ったのですが、どこか得失点差を広げられる事を恐れていたようにも見えました。

攻めて欲しかったなぁ。

リスク回避が優先最上位に来ているような世の中において、今回の代表にはリスクは背負ってでも前に出るという姿勢に共感し期待していました。
海外で活躍する選手も多く、それだけの実力もあると思っていました。

前日のオランダは凄かったです。あのスペシャリストの揃ったスペインに対して、「自由にプレイさせない」というチーム一丸となった信念がプレイの随所に現れていました。
勿論オランダは個人のポテンシャルも高いのですが、それ以上にその気迫にスペインも圧倒されたように見えました。

残り2試合、何とか立て直して欲しいと願っています。
長谷部選手の語っていた
「自分たちのサッカー」
を見れることを期待しています。

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