私的なブログ

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

2014.05.29 Thursday

CL決勝

先日行われたCL決勝、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの試合。
93分まではアトレティコが1-0でリードをしていて、CL初制覇、リーガと併せて2冠になるかと思いきや、セルヒオ・ラモスのヘディングが決まって同点になり延長戦にもつれ込んでしましまいました。
アトレティコは後半の30分過ぎからは、レアルの猛攻を受けディフェンスラインを上げる事が出来ずかなりキツイ感じでした。なんとか乗り切るかと思えたのですが・・・。
延長戦になってからは、もはやアトレティコにはなす術がなかったように見えました。結果4-1という差がついてレアルの勝利になりました。

それにしても選手層の決して厚くないアトレティコが、リーガを制しCLの決勝まで進み、これだけのゲームをした事は称賛に値するという言葉でも足りないかもしれません。

その延長戦を見ていて思ったのが、ゴールを決めたあとの喜び方について。
勿論大舞台中の大舞台。そこでゴールを決めたら喜ぶのは当然なのですが、何か相手に対しての敬意を感じられない喜び方のような気もしました。

どうもそのようなゴールや快挙を達成しても、クールにうつむき加減に片手を上げるくらいの素振りに美学を感じるようです。
かつての日本のスポーツ選手ってそうだった気がします。
以前も書いたように、かつてのプロ野球の名選手、稲尾や杉浦、江夏もどこか黙々と投げていたような気がします。
現在で言えばそういう感じがするのはイチロー選手くらいなのでしょうか。

スポーツという勝負事なので明暗が分かれてしまうのは仕方の無い事なのですが、そこに敗者に対する心遣いがあるからこそより崇高なものに感じたりするのではないでしょうか。
さて、すぐにW杯ですね。そういったスポーツの美しさを感じられる光景が見られるか?
 

2014.05.19 Monday

リーガ&プレミア。そしてW杯。

スペインサッカーリーグ、最終節でアトレティコ・マドリードが優勝を決めました。
自分がリーガ・エスパニョーラを見るようになって6年。レアルとバルサ以外のチームが優勝するのは初めてです。
前節勝っていれば優勝だったのですが引き分けだったために、最終節に持ち越されたわけですが、その相手がなんと2位のバルセロナ。こんな出来すぎのシナリオは滅多にないでしょう。直接対決での優勝決定は何十年振りだそうです。
アトレティコが勝つか引き分けで優勝。バルサが勝てば逆転優勝。
そしてバルサのホーム「カンプ・ノウ」でのゲーム。

分が悪いなぁと思いました。
というのも先週のイングランドプレミアリーグ最終節では、マンチェスター・シティが逆転優勝を決めていたからです。
リーグの後半戦では、プレミア初制覇に向けてリバプールが強さを発揮していましたが、最終節前の2試合で失速。
やはり経験の無さから力んでしまったように見えました。
マンCはやはり2年前の最終節での大逆転優勝を経験しているメンバーが殆どなので、余裕があったように感じました。
優勝経験という意味では、ここ数年バルサほど経験を持っているチームはないでしょう。

正直言って見るのがちょっと憂鬱でした。
バルサの逆転優勝・・・アトレティコ善戦空しく2位に・・・。
それは嫌だなぁ。と。

更にゲームが始まって10分も経たないうちに、アトレティコのエース、ジエゴ・コスタが負傷退場。続いてMFの要アルダも負傷退場。

バルサのサンチェスに芸術的なゴールを決められて1-0。前半終了。
バルサに先にリードを許すと、点を取り返すために前がかりになった裏を取られてしまい、結果的には大差で負けてしまうケースが多々あります。
しかしアトレティコは見事でした。
ボールを失うと直ぐにプレッシャーを複数名でかけて、ボールを奪い返すというディフェンスが徹底されていました。これはボールの無い場所ではバルサが人数的優位になるのでリスクもあるのでしょうが、とにかく運動量の多さでバルサを前に行かせないという気迫がありました。
とにかく「泥くさく、ひたむきに」という感じでした。

後半コーナーキックにDFゴディンが合わせて1-1。
そのあとのバルサの猛攻を良く耐えドローでゲーム終了。こちらは体がやや硬直気味でした。

2チーム分くらいの戦力を持っている、レアルやバルサを退けての優勝は賞賛以外の言葉が見当たりません。
しかもCLの決勝も残っていて勝てば2冠。
一方バルサの無冠はリーガ・エスパニョーラを見るようになって初めてです。
ここ数年続いたバルサの隆盛も一旦終焉を迎えたように思えました。
やはり勝ち続ける事との難しさなのでしょうね。
プレミアにおいても。ファーガソンが勇退したマンUはやはり厳しい状態になってしまいましたからね。

そしてW杯。スペインの連覇があるのか?
今回自分の応援チームは、ボスニア・ヘルツェゴビナ。
多民族国家であるボスニアがあの悲惨な内戦を乗り越えて初の出場です。
しかし、内戦終了後もサッカー協会が民族ごとに分裂したままだったのを、あのオシム氏がまとめられなければ出場は危なかったかもしれません。

個人的にはオシム氏の行動はノーベル平和賞に値すると思っています。
6月は熱い一か月になりますね。
 

2013.05.11 Saturday

久し振りにバルサのことを

 バルサが危ない。

危ないと言っても、スペインリーグでの優勝は間違いないだろうから充分強いわけですが。
ただ、先日のCL準決勝バイエルン戦での大敗は、ここ4年以上、ヨーロッパに君臨してきたバルサのサッカースタイルが打ち破られた衝撃的なシーンでした。

バルサのサッカーは「究極のパスサッカー」とか「ポゼッションサッカー」などと呼ばれています。
それはこのコラムで何回も書いてきたように、「相手にボールを持たせない=相手にサッカーをさせない」サッカーでもあります。
相手がボールを持たなければ点を取れないわけですから、消極的に考えても「負け」はないわけです。あって0-0のドロー。
勿論、皆さんご存知のように、バルサにはとんでもないゴールゲッターが何人もいます。
すなわち、バルサは点を取る、相手は取れない→バルサが勝ち続ける。という事になります。

それに対してバイエルンが取った作戦をシンプルに(シンプル過ぎるかもしれませんが)を言えば
「ボールは持たせる。でも前には行かせない。」
という事に尽きると思います。
おそらく2試合とも、バルサのボール保持率はそこそこはいっていたと思います。
しかし、バイエルンの執拗なチェックと、パスコースを消すディフェンスで、センターラインを超えたあたりからは、縦に入るパスは少なく、出しどころを探すような場面もありました。
普段ない形に動きが悪くなったところを。、更に激しいバイエルンのチェックにによってボールを失い、高く上げたラインの裏をカウンターで突かれて失点という形でした。
ディフェンス陣の主力を欠いていた事を考えれば失点は仕方ないとしても(7点は多過ぎますが)、2試合通して1点も取れなかったというのは、バルサのスタイルが粉砕されたという事だと思います。

この形は今までも多くのチームがチャレンジしてきましたが、善戦はすれどやはり最後は体力的に持たずボコボコにされてしまう結果が多くありました。
バイエルンはまずそこを徹底したんでしょうね。
やはり粘り強さと合わせて、ドイツらしいという感じがします。
そして、来季からそのバイエルンの指揮を執るのは、バルササッカーを作った「ベップ」ことグラウディオラ。
ふむ。あまり愉快ではない(笑)。

さてバルサは。
この4年間でのハードワークで、かなり累積疲労があるように思えます。
特にディフェンス陣。プジョル抜きでは緩くなってしまうのは相変わらずです。
とは言え、プジョルもかなりの年齢。しかも故障が絶えません。新しいディフェンスリーダーが現れないと高くラインを上げるサッカーは、基礎工事のずさんな豪邸のようになってしまいます。

そしてメッシ。やはり凄い。この前のリーガ・エスパニョーラ、A・ビルバオ戦でのドリブル突破からのシュートなどを見ると、チームメイトからもメッシは別格だと言われるのが良く分かります。
ただし、それ故にメッシ依存が強くなってしまってきているのも事実。前監督グラウディオラの時代は、メッシを使いつつも他の選手もゴールを奪うケースも多くありました。
今季リーグでの19試合連続ゴールや得点数も凄いですが、メッシが突出して得点しているのは、どこかバランスを欠いてきているようにも思えます。
その決定的な証拠になってしまったのが、バイエルンとのCL準決勝2ndレグや、前出のA・ビルバオの前半でした。つまりメッシがいないと得点力がガクンと下がってしまうのは明らか。

ヨーロッパでのサッカーの覇権というの3年くらい周期で変わるという説があり、次はバイエルンを中心としたドイツサッカーを推す声がかなり強くあります。
グラウディオラが監督かぁ・・・。あまり愉快でないなぁ(笑)。その理由はまた改めて。


2012.05.27 Sunday

欧州サッカーリーグ終了

 一日遅れになりましたが、狩野氏の池袋鈴ヶ小屋でのライヴ、無事終了しました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました!
6月はライヴの予定は無いようですが、帰りの車の中で「次はワンマンかなぁ」なんて本人言っておりました。期待してアナウンスを待っていて下さい。

さて今季の欧州サッカーリーグも先日のスペイン国王杯決勝で全て終了しました。決勝はバルセロナとA・ビルバオの注目の一戦。アンチ・バルサの自分としてはビルバオに大きな期待を寄せていましたが、試合開始からバルサが全開。開始三分で既にゴール。前半を終わって3-0。後半はややビルバオが攻めたものの、スコアは変わらず3-0でゲームセット。

バルサとしても4年間チームを引っ張ってきた、グラウディオラ監督の最後の試合。並々ならぬ気合で臨んだのでしょう。今年はリーグ4連覇もならず、CLも準決勝敗退でしたが、国王杯は結局取ってしまいました。三冠のうちの一つは取ってしまうのはやはり凄い事です。

惜しくも負けてしまったビルバオ。
このビルバオはスペインバスク地方のチームで、バスク人かバスクで育った人だけで構成されているチーム。当然外国のスター選手はいません。
先日WOWOWで特集をしていましたが、バスク地方というのは元々独立意識が強く、長く続いたフランコ独裁政権下で弾圧が続いた場所でした。
自分達の地方そして民族としてのシンボルとしてのサッカーチーム。その意識が今でも「バスク純血主義」というものをチームの掟のトップに置いている理由なのでしょう。

これには賛否両論あるでしょう。

でもそのビルバオが、外国人の有力選手を揃えたチームに敢然と向かって行く姿に興奮してしまうのも事実です。今期はELではあのマンチェスター・ユナイテッドを退けて決勝に進出という快挙も成し遂げました。決勝では負けてしまいましたが。
国王杯でも負けはしたものの、赤白のビルバオカラーに身を包んだサポーターの多くが、今年一年の労をねぎらうかのように、いつまでもスタンドに残っていたのが印象的でした。

ヨーロッパにおける民族と国家というものを意識するようになったのは、サッカーを見るようになってからなのは間違いない事です。
そしてある意味その象徴ともいえるEURO2012間もなく開幕ですね。



2012.05.15 Tuesday

プレミア&リーガ最終節

 イングランドプレミアリーグ最終節はかなりドラマチックでした。NHKBSで生放送していた「マンチェスター・シティvsクィーンズ・パーク」。シティは44年振りのリーグ制覇がかかっていました。常勝チームマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点は同じ。でも得失点差で大きくリードしていて、とにかく勝てば自力優勝。引き分けか負けの場合は、ユナイテッドの結果次第になります。
しかし相手も対象チームの結果もあるものの、降格の可能性のあるクィーンズ・パーク。自力で残留を決めるには勝ち、もしくは引き分けが必要。。
クィーンズ・パークは前半は引き分けを狙っている試合運びでしたが前半終了直前にシティが先制。しかもクィーンズ・パークの降格争いチームであるがボルトンが前半を終わって1-0でリード。そしてシティの優勝争いチーム、ユナイテッドも1-0でリード。両チームとも勝たなければならなくなってしまいました。
後半になるとクィーンズ・パークが攻めに出ます。動きの硬くなったシティの隙を突きあっという間にクィーンズ・パークが逆転。2-1。そこからはシティの怒涛の攻撃が続きましたが、打てども打てども入らない。90分近くになるとシティファンの眼にも悔し涙が。90分終了、ロスタイムは5分。
ロスタイム1分過ぎに、コーナーキックからジェコがヘディングで遂に決め遂に同点。勢いを得たシティは試合終了直前にアグエロのゴールで遂に逆転。奇跡。

「スポーツは筋書きのないドラマ」と言い尽くされてきましたが、まさにその通りの展開。
結果を整理すればシティ、ユナイテッド共に最終節の試合は勝ち、勝ち点数は同点。しかし得失点差でシティの優勝。クィーンズ・パークはというと、負けはしたものの、降格争いチームのボルトンが後半に同点にされゲーム終了したために、自力脱出ではありませんでしたが降格を免れました。
フィールドにはシティファンがなだれ込みお祭り騒ぎ。シティの選手とクィーンズ・パークの選手が抱き合ってるシーンがありました。
方や優勝、方や一部残留決定。感動的なシーンでした。

さてスペインリーグ、「リーガ・エスパニョーラ」は最終節を待たずに、レアル・マドリードの優勝が決まりました。バルセロナが3年連続優勝だったので、まぁ、良いのではという気持ちではありますが、レアルは何と全試合を終えて勝ち点100。驚くべき数字。全勝で114ですからね。2位のバルサが91。しかし3位のバレンシアは61。あまり2強が凄すぎるという事です。かなり異議申し立てあり。

3年間注目して応援してきたビジャレアルが信じられない2部降格。数年前には2位になり去年も4位のチーム。2強を追うチームの有力候補でしたが、今季はスタートでつまずき低迷していました。サンティ・カソルラとカプテビラという中心選手の移籍、FWイタリア代表ロッシの怪我による長期離脱、など色々な要因はあれど、他にも経験と実力を備えた選手の揃ったチーム。持ち直すと多くの人が思っていたと思います。まさか降格するとは・・・。
「悪循環」という言葉がこれほどあてはまる事例も無いように思われます。ここ数試合もう一つでも勝っておけば残留争いから抜けられたのに、引き分けになってしまった試合がいくつか。しかもそのどれもが終了直前に追いつかれるというもの。
最終節のゲームも引き分けで残留決定なので、明らかに引き分けを狙った試合運び。結局後半に勝ち越されてしまいました。それでも残留争いの相手チーム、ラージョが勝たなければ残留できたのですが、何とラージョが試合終了直前に劇的な勝ち越し。

今年のビジャレアルを見ていると、組織というものが崩壊していく時の加速度的なものを感じてしまいました。あれほど美しい攻撃サッカーで魅了してきたチームが、引き分けを狙ってゲームをして、しかも無残に負けてしまう。4年間見続けて応援してきた身としては「あり得ない」の一言。まさに「貧すれば鈍する」。
立て直して一部に戻ってこれるのか、崩壊が更に進んでしまうのか?ちょっと胸が痛みます。
リーガ・エスパニョーラ残るは、カップ戦「コパデル・レイ」決勝。A・ビルバオvsバルセロナ。

そして欧州チャンピオンズリーグ決勝、「バイエルンvsチェルシー」。

今季の欧州サッカーも最終章。そしてその後はEURO2012です。


2011.09.26 Monday

リーガ&プレミア2011〜2012

 しばらくブログには書いていませんでした、リーガ・エスパニョーラとプレミアリーグ、ちゃんと見ております。

最初に私のご贔屓チームを紹介しておくと、リーガではビジャレアルとA・ビルバオ。プレミアならばトットナムとアーセナル。
この中で大きな変化があったのはアーセナル。中心選手でキャプテンでもあった、セスク・ファブレガスが遂にバルセロナに移籍。スペイン人だし、バルサの下部組織(カンテラ)出身なので毎年移籍の話は出ていました。個人的には常に「行かないでくれー」という気持ちだったのですが、常識的に考えれば「当然、行く(戻る)よなー」という事だったようです。
しかも開幕直後にはフランス代表のナスリもマンチェスター・シティーに移籍。もうガタガタですわ。ホームでリバプールに負けるわ、マンUには8点も取られて惨敗。しかもファーガソンに「アーセナルは弱いチームになってしまった」とまで言われてしまう有様。
宮市選手がアーセナルでデビューしましたが、やはり若手を育てる時期という事なんでしょうね。日本人としては応援すべきなのでしょうが、チームとしては今季はかなり厳しそう。

トットナムはここ数年着実に順位を上げています。ユーロ2008で活躍した、クロアチアのMFモドリッチがいるので注目を始めたチームです。スピード感ある攻撃が持ち味。特に左のガレス・ベイルの駆け上がりは、かなりエキサイティングです。そしてイギリス人FWクラウチを放出した変わりに、アデバイヨールを獲得。しかしアデバイヨール、かつてはアーセナルのエースだったんですよね。マンチェスター・シティ、R・マドリードを経てトットナム。少なくとも、マンCとレアルにいる時よりは楽しそうです。かなりフィットしている様子に見えました。

そしてリーガ・エスパニョーラでは、そのセスクが移籍したバルサで、恐ろしいまでのフィットそして活躍。もう10年くらいバルサでやっているような感じです。
第2節、そのバルサとアウェーで戦った我がビジャレアル、木っ端微塵でしたわ。5-0。スコアもさることながら、バルサのボール保持率が約80%。「あのねぇ」って感じです。既に何回も書いていますが、ボールを持ってのサッカーですから。相手チームにサッカーをさせないバルサのサッカー、正直言って好きじゃない。
ビジャレアルとしては、やはり中盤の要、サンティ・カソルラの移籍が大きかったように思います。やや単調に見えるんですよね。5節目にして初勝利。やや出遅れた感があります。

A・ビルバオの試合は見ていて燃えます。特にサンマメスでのホームゲームは凄い盛り上がり。負けはしたもののベティスとのゲームは、これぞリーガ!というゲーム。肉を切らせて骨を断つという感じのカウンターの応酬。選手もサポーターもヒートアップ。
ビルバオのサポーター、負けても死力を尽くしているとかなり熱い声援。勝っていても、積極性の無いゲーム運びだとブーイング。ここいら辺が好きなんだなぁ。
エースのジョレンテも常に移籍の噂があるのですが、本人が常に「僕の魂はバスクにある」みたいな事を言ってチームに残っています。クゥー泣かせるじゃありませんか!

そのA・ビルバオとビジャレアルがビルバオホームで今朝激突したわけです。まだ見てない。録画したもんね。これから見る!ではサヨナラ、サヨナラ。


2011.05.31 Tuesday

欧州サッカーリーグ閉幕

28日にロンドン・ウェンブリー・スタジアムで行われた、CL決勝で今季の欧州サッカーリーグは閉幕しました。
やはりスペイン・バルセロナの恐ろしいまでの強さ、と記さなければならないでしょう。
僕は密かにマンチェスター・ユナイテッドに期待をしていました。とにかく「負けない」という事で、今季のプレミアの優勝を勝ち取ったマンUの守備力が、バルサの攻撃力を食い止めるように思えたからです。というより、そういう場面を見てみたいという事だったのかもしれません。

結果は3-1でバルサの勝利。スコア以上の差があったようにも思えました。マンUの守備力を持ってしても止められないという事は、どのチームも止められないという事でしょう。

バルサのサッカーは「究極の美」と形容されます。高いボール保持率、狭いエリアでの正確なパス交換、一回のトラップで同時に相手ディフェンスを置き去りにしてしまう高い個人スキル、そして決定力のあるFW陣。バルサファンにとっては、これらはたまらないエクスタシーだと思います。
でもこれらを裏返せば、とてつもなく残酷なサッカーにも思えます。バルサが高いボール保持率を保っているという事は、相手チームはあまりボールに触ってないという事です。あまりにも単純明快です。サッカーはボールを持ったチームが攻撃権があるわけですから。

先日のCL決勝でも3点目を奪われた時だったと思いますが、マンUのキャプテン、CBのビディッチが「どうにもならん」というような表情で両手を上げているシーンがありました。
バルサの得点シーンは、ゴールエリアの周りでの早いパス交換によって、徐々にディフェンスが無力化されていって、ラストパスが通ってシュートが打たれる時には、近くにディフェンスの選手がいても「棒立ち」状態になっていて、成す術も無くゴールを奪われるのを見ている、そんな光景が多いのです。
それは、群れで狩をする動物が、獲物の群れを撹乱して分断し、一番弱い一匹に狙いを定めるのに似ています。

ビディッチが途方に暮れるのも分かる気がします。ボールは自分の直ぐ横をすり抜けていっているのに、一歩が出ない状態になっているのですから。

僕はアンチ・バルサなのですが、本当はバルサのサッカーを美しいと思っているのかもしれません。でもどうしても好きになれない、と言うかカタルシスを感じられないのは、今の窮屈な世の中のあり方を変に投影してしまからなのかもしれません。究極の効率、一人一人の高いスキル、すべての局面における隙と無駄の無さ。組織力の理想形なのかもしれません。
でも僕がワクワクするのは、「ドーンとカウンターだぁ、ディフェンスと1対1だ。抜いた。シュート打った。キーパー横っ飛びだ!手に当たって前に転がった!ディフェンス間に合うか、間に合うか、間に合わなかったー!ゴール!グォール!」みたいな、今では良き時代のサッカーね、と言われてしまいそうな、騎士道よろしく、隙があると言えばある、オフェンスとディフェンスの1対1の決闘みたいなシーンなのです。

ですので悪口はこの辺にして・・・。でもバルサの強さはまだまだ続くように思えます。あれを破るチームってどんなんだか想像がつきません。

では、ご贔屓チームについて。

リーガ4位に終わったビジャレアル。ずーっと3位につけていましたが、終盤息切れして4位。ビジャレアルクラスの選手層のチームがリーグとELを並行して戦うのがいかに大変かという事に思えました。リーガ前半戦にあったような、早い攻撃力が終盤は見られなかったですね。重いという感じでした。そして来季へ向けての、ロッシの移籍の話。僕はロッシのポテンシャルは、メッシに匹敵すると思っています。そういう意味ではロッシ&メッシの2トップもちょっと見てみたいという気が・・・・実に複雑。

プレミア同じく4位に終わったアーセナル。相変わらずのアーセナルです。肝心な時に取りこぼす。そして怪我人。スピードという意味では最もカタルシスを感じるチームなんですが、どうも進歩がない。ウーン監督なのかなぁ。
むしろ5位のトットナムの方が期待が持てます。選手層も厚くなってきたし、サイドのベイル、期待持てますね。

リーガ&プレミアを見るようになって3年目。色々と楽しみが増えました。


2011.01.11 Tuesday

レアルの面白さ

全然面白くないのだが、レアルの面白さは分かった。

リーガ・エスパニョーラ18節、注目の「レアル・マドリード(2位)vsビジャレアル(3位)」の試合は4-2でレアルの圧勝に終わりました。これでビジャレアルとレアルの勝ち点差は11になり、1位バルサとの差は13に。もうかなり厳しい。
以前も書いたように、ビジャレアルの弱点はやはり選手層の薄さ。このゲームでもFWニウマール、MFセナ、DFマルチェナという各ポジションの中心選手が怪我で欠場。試合中に右SBのアンヘルが怪我。カソルラが累積警告で次節出場停止。ガリード監督も退席処分を受けたから、おそらく次節はベンチに入れないのでは・・・。
レアル戦の敗戦より、次節のオサスナ戦どうすんのよぉ、って感じです。つまり3位も危なくなりつつあるわけです。しかも次節のオサスナ戦はWOWOWでの放送もなし。WOWOWさん!3位のチームが崖っぷちの時に放送しないって、どないなってんねん!

ああ、そうね。レアルの面白さね。

このゲーム試合開始早々、ビジャレアルの特徴の早い展開の攻撃が決まり、先取点を奪いました。「おぉ!こりゃ、いけるぞ!」と思った瞬間に、レアルが「C」(注1)のシュートで同点。しかしその後も、レアルのディフェンスが緩く、ビジャレアルの攻撃が続きました。マルコ・ルベンの鮮やかなループシュート決まって2-1。「よしよし」と思って前半をリードしたまま終わろうとした瞬間、今度はヘディングで「C」が決めての同点。
後半のレアルは見違えるようなチーム。プレシャーかけて、ビジャレアルは殆どボールを縦に送る事が出来ません。またしての「C」のスーパーゴールで3-2.。そして途中出場のカカーのゴールで4-2。ギブアップ。前半後半で分けて考えれば、前半2-2、後半2-0っていう事です。

つまり、相手に一応やりたい事やらせた上で、その上をいってしまうという、エンターテイメントの基本中の基本をやっているわけです。
よくプロレスでも言われていた「相手の技を全部受けた上で、それ以上の大技で粉砕する」ってやつです。
またはD・ブラムホール兇肇妊譽・トラックスの凄いソロを堪能させておいて、「うわぁ、それを超えている。やはり神じゃ!」と思わせてしまうクラプトンとかね。

なので、ビジャレアルがバルサに負けた時のような「殆ど何も出来なかった」、っていう感じではないわけです。ビジャレアルらしさも見れましたし、「もしかしたら・・・」なんて淡い期待ももたせてくれる訳です。でもそれ以上の大鉈でドカーン。
そのレアルを5-0で粉砕したバルサの凄さは認めつつも、ボール支配率を極限まで高めて、相手に何もさせないバルサのスタイルが生真面目過ぎに見えてもしまいます。。好みは分かれるところでしょうね。やはりこのウザイ2チームはちょっと別格という事がまたしても良く分かりました。エエ、僕はどちらも嫌いです(笑)。

今の心境を素直に言えば・・・、3位が優勝という気持ちで応援したいという感じです。


(注1)「C」とはご存知ポルトガル代表、スーパースター、C・ロナウド


2011.01.09 Sunday

無理は承知のお願いですが・・・。

 リーガ・エスパニョーラ第18節、デボルティーボvsバルセロナ。またバルサ勝っちゃいました。しかも主力を何人か休ませての勝利。
今のバルサの強さを見ると、もう負けないんじゃないかと思ってしまいます。相手からすれば、下がって守って駄目。ライン押し上げてプレッシャー掛けても駄目。何やっても点を取られてしまいます。バルサを0点に押さえる事は不可能に思えてしまいます。ホント、究極のサッカーに近づきつつあります。

この18節の残りの試合の中の、「R・マドリードvsビジャレアル」が今夜。2位×3位対決。勿論、僕はビジャレアルのファンなので勝って欲しいのですが、そうなると1位と2位の差が広がってしまうだけにちょっと複雑。
でも負けると、バルサとの勝ち点差が13に。これはイカン。なんとか今の10点差はキープしていかないと。

だからね、ちょっとは負けましょうよ!バルサさん。


2010.12.07 Tuesday

バスクダービー

 またもスペインサッカー、リーガ・エスパニョーラのお話。

今節ビジャレアルは、難敵セビージャを1-0で何とか退けました。特に後半は危ない場面も多く、欠場しているセビージャ攻撃の主力、ルイス・ファビアーノとヘスス・ナバスがいたら危うかったかもしれません。
まぁ、とにかく一勝は一勝。負けないあの2チームに食らい付いて3位をキープしています。

今節の注目カードは「レアル・ソシエダvsアスレティック・ビルバオ」のバスクダービー。ソシエダは歴史のあるチームながらも、3年間2部に降格していたので、僕がリーガを見るようになって初めてのダービーという事になりました。

実に面白い。そしてソシエダのホームスタジアム「アノエタ」の雰囲気が素晴らしい!その雰囲気を作っているのは、自分たちの住んでいる地域への郷土愛なんだろうと思います。

観客が、それぞれはどっちのチームのファンだというのはあるのでしょうが、それ以上にバスクにダービーが復活したという事を本当に楽しんでいるように見えました。試合前のインタビューでも、地元の人たちが「これはバスク地方の祭りなんだ」と語っていました。
他のダービーだと、サポーター同士が乱闘騒ぎを起こしたり、罵り合ったりするような場面もあり、座席なども区分けされていたりしますが、このバスクダービーは、縦の青白ユニフォームを来た、ソシエダファンと、縦の赤白ユニフォームを着たビルバオファンが、同じエリア内にごちゃ混ぜに座っています。中には恋人らしき男女が違うチームのユニフォームを着ている姿も見られました。呉越同舟とういう言葉が、本当にピッタリ。

勿論、選手たちもその大声援を受けて、試合開始からハイペース。最後まで持つんだろうか?ってくらいガンガンに行っていました。しかも汚い反則などが殆どなく、見ていてとても清清しい内容でした。
あれはきっと、手を抜いたり、反則を重ねたりする事が許されない雰囲気なんでしょうね。チームより大きな「バスクの魂」に反するみたいな感じで。
ゲームはホームのソシエダが2-0で勝利。意気消沈している赤白シャツを着たビルバオサポーターを、青白シャツを着たソシエダサポーターが肩を叩いて慰めていました。良い光景だったなぁ。

来年4月にはなりますが、ビルバオのホーム「サン・マメス」でのダービーもあるわけですから、今度はビルバオが今回以上の物凄いパワーを見せると思いますよ。、あそこ・・・ピッチと観客席、凄く近いんですよね。えらい騒ぎになるんだろうなぁ。

いつの日か現場で見てみたいゲームがまた一つ増えました。


▲top