「ターミネーター2〜5」見たよ
前回の最後に書いたようにWOWOWで一挙に全作を放送していた「ターミネーター」の2作目から5作目までを見ました。
1作目は気がついた時には既に真ん中のあたりだったので録画しませんでした。
まぁ1作目は一番回数を見ているからいいかという事にしました。
結果2作目と4作目はしっかりと憶えていました。3作目は後半は確かに記憶があるのですが前半はあまり憶えていませんでした。寝ていたのでしょうか・・・。5作目は初めてです。
ストーリーは「時空超え」的な話なので無理があると言えばあるし、どうにでもなると言えばなる感じではあります。
シリーズを続けて見ていくとヒットした事によってどんどんお金がかけられるようになり、アクションシーンが「これでもかっ!」というくらい派手になっていくのが面白かったです。
前作よりアクションシーンがショボクなってはまずいという、強迫観念があるんでしょうね、きっと。ハリウッドというはあそこまで出来ちゃうのですね。
それと共にデジタル技術の導入も作を重ねるごとに多くなっているのが興味深い点でした。
CG技術の進歩の凄さなどを見ても、人は技術の開発というものを自ら止めることはしないのではないかというように思いました。
それと極限まで合理化効率化されたシステムが(スカイネット)、結局人間に戦いを挑むというこの映画のストーリーには、直接的ではないにせよ何か繋がっている部分があるようにも思ったわけです。
人間は自らが産み出したテクノロジーとどう共生してゆくべきなのかというこの映画のテーマは、今現在において本当に大きな意味を持っていると感じました。
人間の脅威になるものはやはり人間が作り出したものような気がします。テクノロジーもそうだし「国家」や「経済」なんてシステムもそうだと思います。一つ間違えればという但し書きは必要ですけど。
映画に話を戻せばやはり「ターミネーター」=シュワちゃんなのだという結論でした。
4作目とか結構雰囲気は好きなんですが、やはりシュワちゃんがいないと何か「ターミネーター」にならないのですね。
なわけできっと5作目でシュワちゃんが復帰したのでしょうが、5作目はホントに滅茶苦茶な話で(楽しかったですが)、冒頭に書いた「何でもあり」状態でした。
個人の感想ではありますが、これはきっとシリーズを終わらしたかったのではないかなと思いました。
スカイネットが全て破壊されない事には話は終わらないわけですから(4作目の終わりがそうであったように)、その役目を担うのはやはりシュワちゃんしかいないだろうって事だよなと思うのは私だけでしょうか?
2作目の最後にシュワちゃんターミネーターが自らを葬ったように、シュワちゃんが元気なうちに「ターミネーター」という映画を葬ったような気がするんですがね。「もうお終い!」って。
ところで先日商業施設か大きな会社でトイレにもセンサーを付けて、トイレの空き状況をスマホで見れるようにしていますなんて話をやっていましが、思わず「そんなものいらない!」とテレビに向かって言ってしまいました。
スカイネットの反乱起きてしまった時にトイレで襲われるのは勘弁して欲しいものです。